NHK国際放送で200本の番組制作したというハンガリー人の川口ユディさん。彼女は日本男性と結婚し、日本人や日本文化を世界に紹介しているコラムニスト、レポーター。
番組制作の過程で彼女が感じた率直な意見…
「日本のテレビを見てびっくりしました。日本人が作っている番組とは思えなかった。『これ中国が作っているの?』そう思いましたよ。それくらいアンチ日本に感じた。そんな日本のメディアが海外に情報発信するんだから日本のイメージが悪くなるのは当然ね」
「日本の植民地統治のことをもっと教えるべきですよ。西欧諸国に支配されているところへ日本の軍隊が入って、いっぱい追い返したでしょう。西欧諸国にとっての植民地は利益を搾取するところ。日本は違う。日本は逆にその国にいっぱいお金を出しました」
「私、植民地支配のやり方勉強したの。日本以外はすごい酷い。【戦争で日本は酷いことした】なんて、どの国にも言われたくない。日本人はそんな言葉信じちゃいけない。もっと正しい歴史をPRするべきね。それが日本人、超下手。自己PRできない」
「ハンガリーでも学校は嘘の歴史を教える。でもみんなそれを知っているの。でも日本人は骨抜きにされちゃってる。日本人は誰も自分の国に誇りを持ってない。不思議な国だと思いましたね」
「私NHK国際放送で番組200本くらい作りました。でも一緒に働いているスタッフで日本の歴史をきちんと知っている人はいなかった。左翼的なことを言うしそれもちゃんとした思想があっての発言じゃなかった。」
「私ハンガリーの雑誌で、南京大虐殺を非難するアイリスチャンの発言の矛盾点を指摘したんです。誰が文句言ってきたと思いますか?【日本の外務省】ですよ!編集長に『あなた何してる?日本でも知られている雑誌でこういう話はやめて』って言われました」
「あとね。自衛隊に対する日本人の意識が問題。この国守れる人は自衛隊だけ。なのに、日本の国民全体、自衛隊のこと尊敬してないでしょ。どこの国でも軍隊は尊敬されますよ」
「元特攻隊員の人から話を聞く番組を作りたくて、色々頑張ったんですよ、私…NHKも民放もみんな断られました。今度、フランス人の女性記者を靖国神社に案内するんです」