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[中国] 世界初のAP1000、中国の三門1号機が営業運転
中国核工業集団公司は9月21日、浙江省の三門原子力発電で1号機(PWR、125万kW)が午前4時頃、フル出力による168時間の連続運転という営業運転開始条件をクリアしたと発表した。
今後、世界初のウェスチングハウス(WH)社製AP1000となった同炉の営業運転開始日は、最終的に21日に認定される見通し。
これにより、中国の商業炉は40基、3,905万kWに達し、民生用の原子力発電規模は基数、容量ともに日本を抜いて世界第3位に躍進した。
(平成30年10月19日 電気事業連合会)
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日本が原発稼働を遅らせている間に、シナが日本を抜いてしまった。
同じようなことが日本の歴史にある。
第一次大戦後、日本は海軍軍縮している間に米国が日本を抜き、日本海軍は大東亜戦争で敗れた。
これについて原子炉工学専門の奈良林直氏が次のように指摘している。
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原子力は国内が停滞している間に、中国に抜かれてしましました。世界初号機が米国ではなく中国山門で営業運転開始です。残念ですが。
中国のAP1000には、東芝の技術者もWH社に出向して、大勢試運転に参加していました。私も建設中のAP1000の格納容器の中に入って、建設工事を視察することができました。
WH社が指導し、中国の技術者が砂塵と熱気むんむんの中で設置工事や配管の溶接工事をしていました。米国で建設が遅延したにもかかわらず、中国が工事を完遂し、試運転を経て営業運転に入りました。日本国内にも建設すべきだと思います。(平成30年10月31日 フェイスブック)
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AP1000とは、世界最先端の原発である。これを米国でなく、日本でもなく、シナが世界初の営業運転をするのだ。
AP1000は福島原発の事故のように電源を喪失しても、外部電源なしで原子炉を冷却できる優れものである。
これは日本の技術なのだから、日本がその優れものを享受すべきなのだ。
つまり福島原発のような事故を起こさないために原発を止めるのではなく、古い既存の原発は廃炉しながら、AP1000に入れ替えていくべきであった。
そうすれば裾野の広い原発産業は日本の経済をも支えていたはずである。
既に米国でもAP1000を4基建設中である。
危険なものをシナや米国がつくると思うか?
日本はいつまでも脱原発をとっていれば、こういう最先端の技術もどんどん失われて、今回のようにシナに日本人技術者が利用されてしまう。
そこで、日本で反原発をしているのはどういう連中か?
沖縄で反基地やっている極左活動家や反安倍デモをやっている連中と同じなのである。
これらの共通点は、どれも”シナにとって国益”であるということだ。
反日極左活動家や反日マスコミに不安を煽られて、それに騙された国民も原発稼働に反対する。シナにとっては日本国内でこういう活動をやってくれることは非常に都合がいいのだ。
結果、今回のように日本の技術を利用できたのだ。
日本は「もんじゅ」も廃炉したが、この高速増殖炉は世界でしのぎを削っているほど各国が欲しいものである。
これは今、ロシアがトップだが、インドとシナが必至で追いかけて2025年には60万キロワットの運転開始を目指している。
日本がロシアとしのぎを削っていたのに、日本は完全に脱落してしまった。
日本では報道されないが世界は原発推進である。
日本国内を覆う間違った原発に対する認識や放射線に対する知識を世界の常識にしていかなければ、万一、シナに南シナ海を押さえられて原油が入らなくなったら、日本は完全に終わりである。
リスクを避けるために原発を止めるのではなく、原発を止めていることがリスクであることに日本国民は気付くべきである。
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