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朝鮮半島の今後 ～ 風をよむ
朝鮮半島は大国から度重なる侵略を受け、19世紀末から日本、ロシア、清の勢力争いの舞台となり、1910年には日本に併合。日本の敗戦まで植民地支配を受けます。第二次大戦後、日本から解放されると、ソ連は金日成氏をトップに押し立て北朝鮮が独立、アメリカの支援を受けて独立した韓国に侵攻し朝鮮戦争が始まったのです。（平成30年5月6日 TBS「サンデーモーニング」）
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まず「朝鮮半島は19世紀末から日本、ロシア、清の勢力争いの舞台」とあるが、これはひとくくりには出来ない。日本はこの時、朝鮮の独立を主張しており、清国のように朝鮮を属国にしたり、ロシアのように朝鮮への侵略を目的としたものではなかった。
また「第二次大戦後、日本から解放される」とあるが、戦後朝鮮は米国に支配されていたので、「朝鮮は米国から解放された」が正しい。
さらに「ソ連は金日成氏をトップに押し立て」とあるが、北朝鮮に送られたのは金日成を名乗っているが、実は金聖柱という盗賊のボスの別人である。これは本物の金日成を見ている元満洲特務機関の故・門脇朝秀先生に直接聞いた話である。
番組ではこのナレーションに谷口真由美がコメントした。
「日韓併合という言葉を聞くと、日本が武力を背景に植民地支配をしたということが、どうも感覚的に抜けてしまうような気がするんです。
若い人達が日本も加害の歴史があるということをきっちり認識しなければいけない。そうされてしまった相手の心情を推し量ることを我々が今しているのか、というところに立つと、単なる感情論で日韓関係とか日朝関係を捉えてはダメだなという気がします」
谷口というのは当時の時代背景が全く分かっていない歴史音痴である。だからサンモニに出演できるのだろうが、今時こんな嘘を流すな、ということだ。
「日本が植民地支配」というが、当時は”植民地支配する”か”植民地支配される”かのどちらかであった。そういう中で我が国の先人達は植民地支配されないように、幕末を経て、明治維新で天皇陛下中心の国づくりをしてきた。
まずは先人達の国守る苦労に思いが至らねばいけない。一方、朝鮮ではそういう危機を警告をしても、無視して身内で権力の奪い合いばかりしていた。
朝鮮の危機意識の低さに付け入る清国やロシアの侵略から守ったのが日本である。日清、日露戦争はまさに朝鮮がその原因であった。
しかも当事者の朝鮮人は戦いもせずに、日本人が血を流して戦ったお蔭で朝鮮民族は今も存在しているのだ。
そういう歴史も知らずに我が先人に対して「加害」というのはどの口が言うのか。
番組では何度か『ブリタニカ百科事典』を参考にしていた。
併合当時の1911年の『ブリタニカ百科事典』第11版には、日韓併合を「アネクセーション（合邦）」と書いており、「コロナイゼーション（植民地）」とは書いていない。この点は谷口某はどう説明するのか？
コロンブスが米大陸に到達した1492年に南米には1.1億人のインディオがいたが100年後に1千万人に激減。北米大陸にも数百万のインディアンが住んでいたが19世紀末には35万人に減った。
1788年、英国は流刑囚をオーストラリアに入植させると、原住民アボリジニをハンティングのように撃ち殺し、ヒ素や水銀を飲料水に入れて殺して、約9割の原住民が殺戮されて「絶滅寸前の人種」とまで呼ばれた。
しかし日韓併合は違う。朝鮮人の人口は1910年に1300万人から1942年に2500万人に増えている。しかも日韓併合で朝鮮人は日本人になった。植民地支配されたインド人は英国人にはなれなかったのだ。
また日韓併合後、日本政府は日本人へ大幅増税して朝鮮半島につぎ込んだ金額は朝鮮統治36年間累計で20億円（現在価値で63兆円）で、国家予算の10～20％を使っていた。朝鮮人は併合後10年間は所得税が免除された。これにより併合期間のGDP成長率は年平均4％で、朝鮮は当時の世界最高水準の成長率であった。
日本がしてきたことは決して植民地支配ではないことは次のことでもよくわかる。
1985年、日本傷痍軍人代表団がオランダを訪問した時、アムステルダム市長で内務大臣のサンディンはこう述べた。
「あなた方の日本国は、アジア各地で侵略戦争を起こして申し訳ない、アジアの諸民族に大変迷惑をかけたと自らさげすみ、ペコペコと謝罪していますが、これは間違いです。
あなた方こそ自ら血を流し、アジア民族を解放し、救い出すという人類最高のことをしたのです。本当に悪いのは侵略して植民地支配していた西欧人の方です。日本は戦いに敗れましたが、東亜解放は実現しました。
すなわち、日本軍は戦勝国全てを東亜から追放して終わったのです。その結果、アジア諸民族は各々独立を果たしました。日本の功績は偉大であり、血を流して戦ったあなた方こそ最高の功労者です」。
パラオは1914年に日本の統治領になり、1945年まで日本の施政下にあった。戦後米国に統治されたパラオは1994年に独立するが、その独立式典では「君が代」が流れていた。「加害」や「植民地支配」ではこんなことは絶対にあり得ない。このことは日本人としても知っておきたい。
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